コラム

鉄板の長期保管方法

2020年8月27日

休業など何かの都合で長期間鉄板を使用しない場合、一番心配なのは鉄板がサビてしまうことです。

サビを防ぐには事前に対策をすることが重要です。

  • 鉄板の水分を取る(加熱して蒸発させると簡単です)
  • ヤカンやスノコなど鉄板の上に物を置かない
  • きちんと清掃して汚れを除去しておく(特に鉄板の角など)
  • ラップや新聞で鉄板を塞がない
  • 油で鉄板を保護する

 

鉄板の水分を取る

鉄は水分でサビてしまいます。水分を取り除くのは必須です。

 

ヤカンやスノコなど鉄板の上に物を置かない

ヤカンやスノコなど鉄板の上に物を置いたままにしてしまいがちですが、サビ発生の原因とになります。鉄板の上に物を放置しないようにしましょう。

 

きちんと清掃して汚れを除去しておく

こびり付いたソースや料理の塩分・酸などによりサビ発生の原因になります。特に鉄板の角など注意して下さい。

 

ラップや新聞紙で鉄板を塞がない

長期保管となると、どうしてもホコリなどの汚れが気になりますが、鉄板にラップや新聞紙をかぶせてしまうのはNGです。

ラップをかぶせると鉄板との間に一緒に湿気も閉じ込めることになり行き場を失った水分で鉄板全体が赤茶色くサビてしまいます。また最悪の場合ラップが鉄板に張り付いて取れなくなることもあります。

新聞紙やダンボールは湿気を吸ってくれるのですが、油と一緒に鉄板に張り付いて取れなくなってしまう場合があります。使用する場合は張り付かないよう気をつけましょう。

油で鉄板を保護する

油(ラードでもサラダ油でも何でも良い)を鉄板表面に塗ることで酸化を防ぎサビを防ぐことができます。

長期保管時にはしっかり油を鉄板に塗っておきましょう。